コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
 

その方の心によりそうこと (第165回)

2018-06-01
<サービスの眼と芽 第165回>
この仕事をしていると、時々質問されることがあります。「サービスの違いとは何ですか?」

ここで言うサービスとは金銭的なことではなく、「おもてなし」のことですが、私なりにお答えすると基本的におもてなしの心に差はありません。しかし、それでは聞く人の真意を汲み取っていない気がしますのであえて言葉を足します。
 
例えばホテルのラウンジで、コーヒーなどを注文してウェイトレスの人がコーヒーをサービスする時、「おまたせいたしました」とテーブルにコーヒーを置きます。そのまま離れてしまってもお客様のクレームにはなりませんが、もしテーブルにシュガーポット(砂糖の入れ物)がありましたら、そっと使いやすい場所に置きなおすこと。一歩前のサービス。お客様がお話中の時はあえて料理の説明を控える。一歩下がるサービス。

うまく言えませんが、そこに気付くかどうかでお客様から見て差を感じてしまうかもしれません。私は「おもてなし」とは「その方の心によりそうこと」だと思っています。

これから本格的な夏になりますが、皆さまどうぞお身体を大切にお過ごし下さい。

日本人の食文化 (第164回)

2018-05-01
<サービスの眼と芽 第164回>
最近都内のいろいろなところで外国人の人をたくさん見かけます。その中で、百貨店の地下にある食料品売り場(デパ地下)にも外国人が多く、日本の食品を手にして日本人の販売員の人に身振り手振りで買い物を楽しんでいるようです。
民泊などで夕食付でない宿では、レストランなどで食事をすることよりもきっとコスパ(コストパフォーマンス)を考えたら、デパ地下で食品をいろいろ購入して宿で食べる方が良いということなのでしょうか。それに日本人が普段食べる食材や食品がたくさんあるので、日本人を知ることにもなりますからおもしろいかもしれません。

都心はスーパーマーケットを探すより百貨店などの大型ショッピング施設を探したほうが早いですし、だいたいの物はあります。日本人の生活習慣もわかりやすいと思います。特にお弁当に関しては、かなりクオリティーが高いことに驚くことでしょう。

日本人の食文化は広く深いもので、きっとそのことに気付く外国人の方はもう一度日本を訪れることでしょう。大切な方を連れて。

花を見て美しいと思える平和な心 (第163回)

2018-04-01
<サービスの眼と芽 第163回>
毎年この時季になると日本中桜の花が咲き乱れ、東京の花が終わっても東北へ出かけるとまた桜を楽しむことが出来ます。上手く行くと5月のゴールデンウィークまで咲いている所もあります。
 
私は新宿御苑にお弁当を持参して行ったのですが、とても混んでいてビックリしました。入り口まで1時間以上かかるので諦めて明治神宮へ向かいました。
 
歩いて行く途中住宅街にも桜や春の花が咲き、これはこれで楽しいと思っていましたが、帰り道に甲州街道を通ったところ文化学園の桜並木が素晴らしく感動しました。改めて桜の花が咲き花見を楽しむ日本に生まれて、本当に幸せだと思いました。
 
いつまでも花を見て美しいと思える平和な心を忘れずにいたいですね。

卒業 (第162回)

2018-03-01
<サービスの眼と芽 第162回>
3月は卒業のシーズンですね。まだ雪も残っているかもしれないこの時期は、華やかな春が来る前の静かでちょっと名残惜しい季節でもあります。
 
卒業をテーマにした歌や小説、ドラマや映画などとても多いのもわかる気がします。大人になっても卒業式に流れた曲や歌った曲を耳にすると意外に覚えているものです。時々思い出したりもします。
 
高校の同級生と時々食事をしたりするのですが、お互い生き方は違っても一緒にいるとあの頃の素顔がふと顔を出し、笑っちゃうほど無邪気な大人になります。
 
最近思うことは、人はその人の過去も未来も見ていない。今の自分を見ているのだと。だからもし、学生の時に苦しいことや悲しいことがあっても大人になると今の自分を作れるし、心配しないで生きて欲しいと思います。ちょっと踏ん張る時は必要ですが。
 
子供を卒業して大人になる時、何かを失うことより何かを得ることが多いと今の私が感じます。
 
ご卒業おめでとうございます。
そして少しずつ大人になる皆さんへ、健康で一日でも笑顔の多い人生であるよう心からお祈り申しあげます。

雪 (第161回)

2018-02-01
<サービスの眼と芽 第161回>
今年1月には4年ぶりに東京に大雪が降りました。
その日は新年会で品川にいたのですが、本当に大変な日でした。やはり東京は雪に弱いですね。
 
しかし、夜のライトアップやイルミネーションと雪のコラボレーションは素晴らしかったです。ほんの一時大変な思いと寒さを忘れさせてくれました。
 
翌日も建物の前にスコップを持ったたくさんの人が、慣れないながらに一生懸命雪寄せをしていました。知らない人でもその様子をみるとつい「お疲れ様です。ありがとうございます。」と言ってしまいます。するとすべての人が「お気をつけて」と微笑みを返してくれます。
 
人と接して傷つくこともありますが、悪いことばかりではありません。笑顔でお互いあいさつができる世の中であれば平和であると信じたいです。真っ白な雪の冷たい空気が、ふとそんなことを感じさせてくれたのでしょうか。
 
今月はスキー場へ行きます。皆さんの素敵な笑顔に逢いに。

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
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