コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
 

暖かい心 (第159回)

2017-12-01
<サービスの眼と芽 第159回>
朝、仕事の前に寄ったカフェ。カウンターの中で二人の男性が注文を受けて、コーヒーを出す。いわゆるセルフサービスのカフェ。
 
カウンターの前に立つと一人の男性が「おはようございます。いらっしゃいませ、何になさいますか?」と注文を聞き、私がモーニングコーヒーを注文するとしばらくしてコーヒーが運ばれてきました。
 
まあ、ここまではどこの店でもある風景ですが、飲み終わってお店を出る時、ドアの外までその男性が出てきて「ありがとうございました。お仕事頑張ってください。」と爽やかに送り出してくれました。それは私だけでなく、すべてのお客様へ同じようにしていたのです。その瞬間、さっきまでコーヒーを飲みながら真剣な目でパソコンを見ていた男性客の顔がほほ笑み、もちろん私も爽やかな気持ちで仕事へ向かえました。
 
これからの時代、人の変わりにAIが仕事をすると言われます。
「人の目も見ず挨拶をする人よりはAIの方が良い」そう考えることも多いかもしれません。でも私は思います。「プログラムされた言葉で癒されるとしても人の心を超えることはできないのではないか」と。
 
12月、人々は忙しく、ふと気がつくと「今年ももう終わってしまう」と何となく寂しくなりますが、皆さまにとって来年も暖かい心に触れられる良い年でありますことを心から祈っております。

 

違う発見 (第158回)

2017-11-01
<サービスの眼と芽 第158回>
10月から日本の各地に仕事で行きましたが、今年ほど気温の差を感じることはありません。
 
「まだ半袖でも大丈夫では?」と思う場所もあれば「もうダウンジャケットがちょうどいい」と感じる所もあり、着る服や持っていく服に困ります。天気予報で気温などを調べても服装はよくわからないので、念のためジャケットやカーディガンなど一枚足せる服を持っていきます。同行した社員は痩せているので中に着こむらしいです。(うらやましい…)
 
先日青森県の十和田湖へ行きました。紅葉がすばらしく、赤い「ななかまど」がとても可愛い秋から冬への色気のある季節を感じました。中学の修学旅行で東北めぐりをした時に十和田湖に行き、遊覧船に乗ったり、近くの奥入瀬渓流を歩いたりとあの頃の記憶がよみがえり、とても懐かしく感じました。季節が違うせいなのか私が大人になったからなのかはわかりませんが、違う感動がありました。
 
そして、それは写真に収めようとしても難しく心に収め、この感動を持ち帰りまたいつか訪れることを楽しみにして良い思い出にしました。かつて行ったことのある場所を再び訪れると違う発見があり、感動をすることはあると思います。それはきっと、その時の天気や季節の他に「気持ち」があるからでしょう。だから旅は楽しいのでしょうね。
 
今月から冬のリゾートでの募集受付を始めます。
スキー場などで働きたい方、お友達などを誘ってリゾートライフをお楽しみください。詳しくは担当スタッフへお気軽にお尋ねください。ご応募お待ちしております!

女性の管理職 (第157回)

2017-10-01
<サービスの眼と芽 第157回>
少しずつ紅葉が日本中を染めていくこの季節、そろそろ冬に向けて準備をし始めます。当社もこの時期、スキー場やその周辺のホテルへ求人の打合せで毎週のように出張が続きます。
 
私が女性なのでつい気になってしまいますが、求人先の管理職にも最近女性の方が増えてきました。女性としての仕事に対する考え方を話す機会が増えてとても嬉しく思います。
 
「仕事は男性も女性も関係ない」と言われますが、管理職の場合女性と男性の違いは大きく、会社から求められる仕事の内容以外にもなかなか難しい問題があります。仕事の内容としては男女それぞれの特徴を良い意味で活用した方が良いと思いますし、もちろん個性もアレンジして「その人に合った管理職」を会社が提供できることが理想的です。
 
しかし一方で問題もあります。例えば独身の場合、男性は「昇進」として家庭を持つための前進的な意味もあり、だいたいの人は前向きに希望を持つことでしょう。しかし女性は、自分を認めてくれたという喜びもある反面、結婚と出産の時期などの選択を抱え悩む人も多いと思います。その時に「やる気」だけではなく、側にいる人などの「理解あるサポート」や様々な条件などが必要になります。仕事も自分のプライベートも大切な人生ですから…。
 
今はまだ難しいでしょうが、いつか日本でも個人の事情ではなく、システム的に安心して女性が管理職につく時代が来ると私は信じています。

旅のかたち (第156回)

2017-09-01
<サービスの眼と芽 第156回>
暦の上での夏が終わり世の中は秋冬の気分ですが、まだ気温は秋でなく夏のままのところも多いはずです。
それでも店先には毛皮やコートなど冬物の服などが飾られて、ここ毎年現実との矛盾を感じます。そのように考えている間に日々過ぎてしまうので、私は何事も最近少し早目に行動することにしています。

当社も秋の紅葉シーズンに向けてのリゾートホテルやゴルフ場の人員を募集しております。
仕事を兼ねて「自分旅」を楽しんでいる方も多く、住み込みで働きながら休日は登山やゴルフなどしながら有意義に過ごされているようです。また、家賃や水道光熱費がかからない分、そのまま貯金して後でゆっくり海外に行かれる方もいらっしゃいます。社会人ですとなかなかできない体験ですので、本当にうらやましいと思います。

一人ひとり「旅のかたち」は違いますが、充実した日々を過ごすためのお手伝いができましたら嬉しいです。

働くことのもうひとつの意味 (第155回)

2017-08-01
<サービスの眼と芽 第155回>
前回のコラムで、「南新宿夏フェスタ」の宣伝をさせて頂きましたが、お陰様で大盛況の上無事終了しました。前年までは天候に恵まれず、雨で大変な思いもしましたが、今年は2日間ともとても良い天気で過去最高の賑わいでした。
 
お祭りなどでは毎回実行委員が行うのですが、当日までに毎年沢山の会議を重ね、準備をします。商店会ですと皆さん商店主、いわゆる社長さんが多いので普段の仕事ではしない役割をします。今回私はいくつか掛け持ちで担当しましたが、それぞれの担当場所で感じることがありました。
 
 
例えばゴミの係で、テーブルの横にビニール袋を張り一般とカン瓶の分別表示をするとだいたいの人はその通りに捨ててくれます。表示を忘れるとすぐに混合され、やはりそこにはルール的なシステムがあり、それを守る心が必要だと認識します。最近は外国のお客様も多いので英語の表示も必要ですね。
 
警備の担当では、場内を見回っているとあぶない場面はなく、実行委員、出演者、技術、職人の真剣で誠実な仕事ぶりや、お客様の本当に無垢の笑顔が幸せを感じさせてくれました。これも、実行委員の他にボランティア警備、警察の協力もあっての安心感だと思います。
 
ある会員さんに「お一人で担当を任されて大変でしたね」と声をかけると、その方は「いえ、がんばってたくさん働いた分達成感もたくさん感じて気持ち良いです」と素敵な笑顔でおっしゃっていました。その時、働くことのもうひとつの意味「達成感を感じる充実感」をあらてめて感じ、この仕事をしている大切さも認識できました。
 
”  ”  
 
最後になりましたが、今年の夏もとても暑い日が続きます。どうか皆様お体を大切にお過ごし下さい。
そして豪雨や落雷などの天災が多く、亡くなられた方への心からご冥福をお祈りいたしますとともに、今でも大変な思いをされている方へ心からお見舞い申し上げます。

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
第1回~119回までのコラムは、ウェブサイトのリニューアルに伴いこちらからご覧いただけます。
有限会社 順信 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-27-16 ハイシティ代々木101号 TEL.03-3370-4696
■有料職業紹介業■
■労働者派遣事業■