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コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
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感謝を込めて (第192回)

2020-09-01
<サービスの眼と芽 第192回>
朝起きてまずは体温を測り記録することから1日が始まる。
そんな日々がもう半年は続きます。

求職者の方々に職業紹介を充分にできず、ご迷惑をおかけしております。
申し訳ございません。
また、求人者の方々にも雇用を守る努力をしていただき、感謝しております。

新型コロナウイルス感染拡大及び長期化による影響は弊社にとってもとても大きく、しばらくの間求人の減少による求職紹介の減少が続くと思います。
そのことから通常の紹介業務とは変わり、しばらくの間ご不便をおかけいたします。
先の見えない状況の中、弊社が今できることを誠意をもってさせていただき、ご理解をいただければ幸いでございます。

このコラムも今回は192回で、もう少しで200回ですので大変残念ですが、しばらく休止させていただきます。
長い間ご覧いただきまして、ありがとうございました。
皆様のご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 

BestでなくBetterな選択 (第191回)

2020-08-01
<サービスの眼と芽 第191回>
先月のコラムでは「Go To キャンペーンに期待して」とありましたが、残念なことに感染者が急激に増えた東京は除外になり、他県もその影響で東京からのお客様が減ってしまった為、そう期待できる結果にはならないようです。
 
しかし、東京は東京なりに何とか元気に夏を過ごそうと工夫はしています。先日あるホテルでは東京在住の人は利用料金の20%引きというキャンペーンを始めていました。感染予防と経済維持のバランスは難しいと思いますが、どちらも大切。
では「どうしたらいいのか?」と具体的な案は政府からも出ない。
 
そして、私なりに考えました。
結局、各自で考え行動するのであれば、感染予防もそれぞれで、その会社や店に合ったスタイルを導き出すよう、その知恵を得る。それによってお客様が自分に合ったTPOで動き、社会が回るようにすれば良いのではと。
BestではなくBetterな選択で。
 
この先長くなるのであろうこの時期をどう進むかは、きっと皆さん不安があるでしょう。その不安は選択をする時に後悔をしないことも含まれています。
一歩一歩前へ足元をきちんと見ながら進もうと思います。

GO TO キャンペーンの効果を期待して (第190回)

2020-07-01
<サービスの眼と芽 第190回>
このコラムの内容も早く新型コロナウイルスから離れたいものです。しかし、この道のりは長く、持久戦になるでしょう。
そうであれば、次に考えるのは情報収集しながら柔軟に方向転換する準備と会社や生活を維持するための体力を付けることを考え、行動するしかないでしょう。
 
「悩んでいてもはじまらない」という言葉通り、「ではどうするべきか」ということになります。
先日商店会の視察に渋谷区役所の職員さんとお話ししました。
それぞれの業種について現状を説明しましたら、やはりどの商店会も大変な様子のようでした。このまま行くと年末には倒産や失業が急激に増えることになるでしょう。
 
政府で提案した「GO TO キャンペーン」が効果を示してくれると良いのですが。何よりスピードをもって動いていただきたいですね。
夏休みの旅行も、そのシステムを利用したいと思い皆さん予約を止めている方も多いはずです。ですから私なりに考えました。いっそ夏休みを8月だけでなく、9月10月11月と秋まで考えてはと。
地域にもよりますが、日本の夏は暑く長い。毎年10月まで暑さが続きます。また、日本は四季に恵まれ、秋もまた旅行に良い季節です。企業の社員さん、学生さんが特別休暇をとれるように考えては如何ですか?
 
最後に当社の登録されている方々へ、このような状況でご心配をおかけしております。1日も早くお仕事をご紹介できますように求人先へはお願いをしております。
休業中の方も含めて、登録者の方々に毎日の検温と健康管理記録をお勧めしております。求人から勤務開始の際にチェックリストを提出なさるときに健康意識の高さを感じていただけると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

新しいスタイル (第189回)

2020-06-01
<サービスの眼と芽 第189回>
5月21日緊急事態宣言解除発表があった平日ランチ時のビジネス街
5月21日に緊急事態宣言の解除発表があり、既に休業緩和した日本。
感染者が増えなければ、少しずつ経済は戻るでしょうが、それはきっと長い道のりで、企業にとっては体力が必要になるでしょう。
 
弊社は「密を喜び」とする結婚式、宴会、レストランでの食事、イベント、旅行宿泊先などに求人依頼を受けて紹介させて頂いています。ソーシャルディスタンスを守りながらお客様に喜んでいただくことはとても難しい事だと思います。
 
しかし、お客様もこの事態はご理解して頂いていると思いますので、きっとご協力頂ける事でしょう。この時期なりの思い出作りとして、特別な楽しみ方を生み出し、いつか時代と共に決して忘れられない日になると。
 
私なりに結婚式やパーティーの新しい形として「劇場型」を考えました。テーマは「充分な距離を取りながら、心は近くに」
 
ステージを作り、そこに向かい半円型にテーブルを置き、ステージに向かう一方向に席をセットする。直線的な配列は固い印象を与えますから。そしてテーブルは世帯別にする。他人同士の場合は、少人数のテーブルにする。スタッフはマスクやフェイスシールドが必須。マスクなどに花の絵があると素敵かも。メッセージも良いですね。感染に気をつけて、なるべく柔らかい形を作る事がポイントです。今は「そんなバカな」というスタイルがこの先の新しい形になるでしょう。

より早く終息を (第188回)

2020-05-01
<サービスの眼と芽 第188回>
いつものコラムであれば、ゴールデンウイークのことを書くのですが、今年はその様な明るい話題ではなく、新型コロナウイルスと自粛のことになってしまいます。
それでも少しだけ気分が上がることで、自宅の窓から空を見るといつもよりきれいに感じます。人の動きが止まり空気の良いせいでしょうか。
 
ベランダにカラスとは違うあまり見たことがない鳥が止まり、家の周りの家々の花もそれは美しく咲き乱れて春の香りがします。(マスク越しですが)
日常のあたりまえのことがこんなに愛おしく感謝できることがせめてもの心の支えです。
 
この度は新型コロナウイルス感染等拡大防止の為に、休業などで皆様には大変ご不自由をおかけします。
弊社としても、より早く終息に向かい平常な日々に戻りますことを切に願い、自粛と会社の維持に努めております。しばらくはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
第1回~119回までのコラムは、ウェブサイトのリニューアルに伴いこちらからご覧いただけます。
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