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コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
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自分とは別の価値観が必要 (第137回)

2016-02-01
 <サービスの眼と芽 第137回>
この仕事をしていると「良いホテルだと思うポイントはどこですか?」
とよく聞かれます。
その時、私は「表に出ている印象的な視覚としてはどちらのホテルも気にされますが、使ってみてわかるものを気にされているホテルだと思います。」と答えます。
 
例えば、客室で言えばタオルがやわらかいことや使いやすい場所に設置してあること。タオルは業者に出すことで洗濯の質を保てますが、経費を節約して普通に洗って干すとゴワツクことは触った瞬間わかります。特に女性やお子様は敏感ですから。お部屋に入ってくつろぐ時にお茶を入れたらカルキ臭くて飲めない時もどんなに素敵なお部屋でも残念です。ポット内のカルキを除去し、無臭の水(水道水でも良い)を提供していただきたいです。最近は水も買って飲む人や浄水器などを使用する人が多く、無臭であたりまえですから。
どちらも泊るとわかることですが、見ただけではわかりません。
 
自分の家では「もったいない」とか「このくらい気にしない」とか思っていてもホテルのサービスでは自分とは別の価値観が必要となります。それはいろいろなお客様がご利用になるからです。
 
常にそのことを意識しサービスすることを誇りに思えるホテルこそが素晴らしく、お客様へ幸せな時間をご提供できるのでしょう。

大切なことを大切にできる環境 (第136回)

2016-01-01
 <サービスの眼と芽 第136回>
新年明けましておめでとうございます。
 
昨年は大変お世話になりました。
今年は申年ということで、きっとお猿さんのいるところでのイベントは盛り上がるのでしょう。
 
私も出張先で野生の日本猿を見かけたりするのですが、可愛くてつい見入ってしまいます。特にお母さん猿が赤ちゃん猿を抱いている姿が何とも癒されます。大切に思う気持ちと行動は猿も人間も同じなのですね。
 
いつまでも、いつまでも人間や動物が大切なことを大切にできる環境であるように永遠に願っています。
 
本年もよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

勉強する好奇心 (第135回)

2015-12-01
 <サービスの眼と芽 第135回>
先日、出張先で登録者の方々とゆっくりいろいろなことを話すことができました。
少しお酒も入ってほろ酔い気分で皆さんの話を聞いていると、「皆さん人生を楽しんでいるんだな~」と思い、とても幸せになりました。
 
皆さんはリゾート地の住み込みでお仕事しているのですが、年間計画を個々に仕事の期間と旅行の期間を決めて有意義に過ごしています。旅行は1ヶ月から3ヶ月などの期間が多く、さまざまな国に行き、楽しみ、また語学やその国の文化に触れて、人とのふれあいを楽しんでいるようです。旅行から帰るとまた仕事につくのですが、最近は外国からのお客様も増えましたので、旅行中のふれあいや語学が役に立つようです。
 
流暢に外国語を話すことは憧れですが、まずは外国人に慣れ親しむことが初めの一歩なのでしょう。恐がらず、自分から近より挨拶ができたらあとは少しずつでも勉強する好奇心があれば良いコミュニケーションができるはずです。
 
そんな登録者の方々がたくさんいますので、職場でもコミュニケーションをとって頂き、来年も更に素敵な年にして下さい。
 
今年も忙しい中登録者の皆さんにお仕事に入って頂まして、本当に感謝しております。
来年も皆様、そして皆様にとって大切な方々が健康で幸せな日々を過ごされますことを心からお祈り申し上げます。
 

きっと楽しい思い出が残るはず (第134回)

2015-11-01
 <サービスの眼と芽 第134回>
紅葉シーズンもそろそろ終わりに近づき、冬の冷たい空気を感じます。
 
 当社も既に冬の募集を始めています。今シーズンは、それぞれのスキー場で新しい企画があるようですので、目的はスキー場でのお仕事でも楽しんでみては如何ですか?
 
 現代では食べ物も旬がわからなくなるくらい何処でもいつでも何でも食べることができます。
そんな便利な世の中ですが、かまくらの中で甘酒を飲んだり、冷たい雪を素手で丸めて真っ赤な手に息を吹きかけた時の自分の息の温かさを感じたり…。
 寒いのに汗をかくほど遊んで子供の様に疲れるのもいいでしょう。大人はいつも大人でいなければなりませんが、自然の中では子供のようになれる気がします。
 
 今年の冬はおもいっきり冬と遊んで、雪とたわむれて下さい!
きっと楽しい思い出が残るはずです。

メッセージ (第133回)

2015-10-01
 <サービスの眼と芽 第133回>
暑さも落ち着き、街の景色も秋色に変わってきました。
この季節はとても人気がありますね。気候も丁度いいし、美味しいものもたくさん出回り、紅葉を楽しむ人の旅行シーズンでもあります。
 
先日軽井沢へ行った時に宿泊先のホテルの部屋に小さな「てるてるぼうず」とメッセージが添えてありました。そのメッセージには「軽井沢での出来事が思い出の1ページになりますように」と日本語と英語で書いてありました。
 
日本語でのメッセージはよくありますが、英語のメッセージは初めてで、外国のお客様が増えてきたことを感じました。こうして日本も少しずつ外国の人に接して慣れていくのでしょう。
 
「まずは心から」
その短いメッセージの中におもてなしの温かさを感じました。
 
皆さんが心を込めて作った「てるてるぼうず」とメッセージはこうしてちゃんと心に伝わっています。
これからもどうか続けて下さい。たくさんの幸せのお手伝いとして。

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
第1回~119回までのコラムは、ウェブサイトのリニューアルに伴いこちらからご覧いただけます。
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