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コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
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女性の管理職 (第157回)

2017-10-01
<サービスの眼と芽 第157回>
少しずつ紅葉が日本中を染めていくこの季節、そろそろ冬に向けて準備をし始めます。当社もこの時期、スキー場やその周辺のホテルへ求人の打合せで毎週のように出張が続きます。
 
私が女性なのでつい気になってしまいますが、求人先の管理職にも最近女性の方が増えてきました。女性としての仕事に対する考え方を話す機会が増えてとても嬉しく思います。
 
「仕事は男性も女性も関係ない」と言われますが、管理職の場合女性と男性の違いは大きく、会社から求められる仕事の内容以外にもなかなか難しい問題があります。仕事の内容としては男女それぞれの特徴を良い意味で活用した方が良いと思いますし、もちろん個性もアレンジして「その人に合った管理職」を会社が提供できることが理想的です。
 
しかし一方で問題もあります。例えば独身の場合、男性は「昇進」として家庭を持つための前進的な意味もあり、だいたいの人は前向きに希望を持つことでしょう。しかし女性は、自分を認めてくれたという喜びもある反面、結婚と出産の時期などの選択を抱え悩む人も多いと思います。その時に「やる気」だけではなく、側にいる人などの「理解あるサポート」や様々な条件などが必要になります。仕事も自分のプライベートも大切な人生ですから…。
 
今はまだ難しいでしょうが、いつか日本でも個人の事情ではなく、システム的に安心して女性が管理職につく時代が来ると私は信じています。

旅のかたち (第156回)

2017-09-01
<サービスの眼と芽 第156回>
暦の上での夏が終わり世の中は秋冬の気分ですが、まだ気温は秋でなく夏のままのところも多いはずです。
それでも店先には毛皮やコートなど冬物の服などが飾られて、ここ毎年現実との矛盾を感じます。そのように考えている間に日々過ぎてしまうので、私は何事も最近少し早目に行動することにしています。

当社も秋の紅葉シーズンに向けてのリゾートホテルやゴルフ場の人員を募集しております。
仕事を兼ねて「自分旅」を楽しんでいる方も多く、住み込みで働きながら休日は登山やゴルフなどしながら有意義に過ごされているようです。また、家賃や水道光熱費がかからない分、そのまま貯金して後でゆっくり海外に行かれる方もいらっしゃいます。社会人ですとなかなかできない体験ですので、本当にうらやましいと思います。

一人ひとり「旅のかたち」は違いますが、充実した日々を過ごすためのお手伝いができましたら嬉しいです。

働くことのもうひとつの意味 (第155回)

2017-08-01
<サービスの眼と芽 第155回>
前回のコラムで、「南新宿夏フェスタ」の宣伝をさせて頂きましたが、お陰様で大盛況の上無事終了しました。前年までは天候に恵まれず、雨で大変な思いもしましたが、今年は2日間ともとても良い天気で過去最高の賑わいでした。
 
お祭りなどでは毎回実行委員が行うのですが、当日までに毎年沢山の会議を重ね、準備をします。商店会ですと皆さん商店主、いわゆる社長さんが多いので普段の仕事ではしない役割をします。今回私はいくつか掛け持ちで担当しましたが、それぞれの担当場所で感じることがありました。
 
 
例えばゴミの係で、テーブルの横にビニール袋を張り一般とカン瓶の分別表示をするとだいたいの人はその通りに捨ててくれます。表示を忘れるとすぐに混合され、やはりそこにはルール的なシステムがあり、それを守る心が必要だと認識します。最近は外国のお客様も多いので英語の表示も必要ですね。
 
警備の担当では、場内を見回っているとあぶない場面はなく、実行委員、出演者、技術、職人の真剣で誠実な仕事ぶりや、お客様の本当に無垢の笑顔が幸せを感じさせてくれました。これも、実行委員の他にボランティア警備、警察の協力もあっての安心感だと思います。
 
ある会員さんに「お一人で担当を任されて大変でしたね」と声をかけると、その方は「いえ、がんばってたくさん働いた分達成感もたくさん感じて気持ち良いです」と素敵な笑顔でおっしゃっていました。その時、働くことのもうひとつの意味「達成感を感じる充実感」をあらてめて感じ、この仕事をしている大切さも認識できました。
 
”  ”  
 
最後になりましたが、今年の夏もとても暑い日が続きます。どうか皆様お体を大切にお過ごし下さい。
そして豪雨や落雷などの天災が多く、亡くなられた方への心からご冥福をお祈りいたしますとともに、今でも大変な思いをされている方へ心からお見舞い申し上げます。

幸せの連鎖 (第154回)

2017-07-01
<サービスの眼と芽 第154回>
東京オリンピックに向けて、東京はどんどん変わっていきます。当社は代々木にありますが、10日も経つと景色が変わっていたり、歩いていると店舗が増え、飲食店も100メートル歩く間に50店舗以上あります。

当然その店には働く人が必要なので、皆さん求人には苦労している状況です。外国人の雇用も増え、コンビニなどでもよく見かけます。言葉の違いはお客様へのサービスにもリスクを伴いますが、大変なのはスタッフ同士のコミニュケーションです。
 
それぞれの国で風習や文化が違うので、「どうして?」と聞かれても説明しにくいこともたくさんあり、その度に作業が止まってしまうと仕事が進まないと思う人も少なくはないでしょう。そんな時に面倒だと思う気持ちはわかりますが、日本人である私も「どうして?」と改めて問い、答えることに意味があると思うのです。
 
現実として2020年はもうすぐです。
外国のお客様も沢山来日し、迎える国の体制も整えるためにたくさんの人が必要です。

今日登録に来た外国の人も、日本語や日本そして仕事に慣れて、きっと2020年には立派なスタッフに成長するでしょう。そしていつかその人達が自分の国へ帰った時に日本のことを良い思い出として話し、「日本へ行きたい」という外国人のお客様を作ってくれる。そんな「幸せの連鎖」を実現したいですね。
 
◆今年もやって参りました、南新宿まつり!みんなで遊びにいらしてください。当社も南新宿商店会会員として協賛しております。
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夢中になって (第153回)

2017-06-01
<サービスの眼と芽 第153回>
この時期から暑い日(猛暑)が増えて、毎年熱中症の注意をしなければなりません。
実は私も過去に熱中症になったことがあります。とてもつらいので注意しているつもりでも、なぜか毎年1回は熱中症になってしまいます。

では、どうしてなるのか。
原因は「夢中になってしまうこと」です。

私の場合スポーツ中の時が多く、ゴルフや屋外プール、海などでつい夢中になって楽しんでいると、気がついたら頭がグラグラして食欲もなく、体の中の水分が熱湯のように熱く、いくら水を飲んでもなかなか調子が戻りません。まるで子供のように自分の管理ができなくなるのが恥ずかしいです。とは言え、大人として同じ過ちを繰り返さない努力をし、こまめな水分補給はもちろんのこと、熱さましシートと保冷剤を持ってでかけます。

ゴルフをするときは、頭の上に保冷剤を乗せて帽子をかぶり、首や脇の下に熱さましシート。氷が沢山入ったステンレスボトルとスポーツドリンクを忘れずに。これで今年は大丈夫。っと毎年気をつけているのですが、夢中になると水分補給や休憩を忘れてしまう。今年はタイマーをかけて気をつけたい。

いくつになっても夢中で楽しむ時間は、明日へのエネルギーになると思っています。そのためにもちょっと頑張る日々も必要で、それがあってこそより楽しめるのではないかと感じています。

来月からサマーシーズンです。今年も当社では「充実した夏のリゾートバイト」を用意していますので早めのご応募をお待ちしております。尚、無料説明会も行っておりますのでお気軽にメール、お電話を下さい。

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
第1回~119回までのコラムは、ウェブサイトのリニューアルに伴いこちらからご覧いただけます。
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