登録スタッフの声[秋葉さん］

「こんな小娘が介添えを？」私がデビューして間もない頃、花嫁のお父さまに挨拶に行った際、言われた言葉です。

私は、第一印象でお父様に不安を与えてしまいました。このことがきっかけとなり、アテンダーとして目標をたてました。「心から祝福する、そして出席者全員が式に夢中になれる環境作り！」

目標達成の為に私がしたことは、

会話…まずは文献で勉強し、一番速効性があったのは、経験豊富な先輩方がさまざまなシチュエーションで話していたトーク術を真似し、自分にあった言い方を研究しました。
知識…お母さまの着物が着崩れた時、着物に関して無知だった私は美粧の方がくるのを待つだけでした。なんとかしてあげたいという思いから、着物のをきながらアルバイトをし、着方と着ている人の気持ちを知りました。同様、ブーケに関しても同じで平日花屋でアルバイトをし、お花の知識をつけました。
期待以上…私は常に期待以上を心がけていました。頼まれ事は特にチャンス！一緒に仕事をしたキャプテンにはその都度、「今日の私の動きで改善点を教えてください」と毎度アドバイスを頂き、次に生かしました。

この三点に関しては、日々勉強でした。しかし、してはならない最大のミスをした日があります。心臓がとまるかと思うほど、ショックが大きかったです。先輩から「ミスをミスと見せないか、それも大切なことよ。」とおそわりました。私の為に、関係者に頭をさげ守ってくれた、そのありがたさ、私は一生忘れません。そして厳しいプロの目で、私を怒ってくれるスタッフ、その言葉をきちんと受けとめ一つ一つクリアしていくことが大切なんだと学びました。

プレッシャーに押しつぶされるのではなく、「新郎新婦様を安心させる！」その思いだけは誰にも負けていないという気持ちを誇りとし自信に変えました。

私の宝物は、ハネムーン先から届いたお客さまからのお礼状です。そしてもう一つ、先輩方から頂いたアドバイス帳です。四月から内定先の会社で困難にぶちあたった時、私を必ず助けてくれる言葉の数々を、頂きました。アテンダーとして、働いて本当に幸せでした。ありがとうございました。

秋葉さんのお手製のブーケ（フラワーアレンジメント）