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コラム サービスの眼と芽

社長 齋藤エミリが連載するコラム、サービスの眼と芽。コラムのテーマ「サービスの眼と芽」は、サービスを眼(感じたこと)と芽(気がついたこと)を観点にしたもの。ホテル・レストラン業界の人材紹介会社の社長として、日々の生活で感じたことを毎月1日に公開しています。2004年10月1日から続けているコラムです。お仕事の合間にご覧ください。
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まずは一歩、環境の中に自分を置いてみる (第142回)

2016-07-01
 <サービスの眼と芽 第142回>
ホテルのロビーに立っていると本当にいろいろな国の言葉が聞こえます。それはホテルに限らず、病院でも。
これからは本当に語学が必要になって、他国の様に一人二ヶ国語が話せてあたりまえの時代もそう遠くはないような気がします。
 
当社の求人先はホテルが多いので最近は語学ができる人をリクエストされます。その時、当社としても皆さんに声をかけさせて頂くのですが、なかなか「自分はできます」と手をあげる人は少ないのが現状です。
 
日本人はとても謙虚で少しぐらい話せても積極的に主張しない方が多く、実際勤務後にけっこう話せる人だったという人もいます。まずは一歩、環境の中に自分を置いてみるのも良いと思います。
 
今月、南新宿商店会で7月21日(金)と22日(土)に葵通りバザーを開催します。
 
そこでは日本人だけではなく、外国人の方もたくさん集まります。遊びに行かれたら楽しく外国語に触れることができると思いますので、気軽に寄られては如何ですか。
https://www.junshin.com/files/libs/285/2016081715253921.jpg
 

たいせつなものは目に見えない (第141回)

2016-06-01
 <サービスの眼と芽 第141回>
 今年も既に半年が過ぎようとしています。
 
その間に熊本の大震災が起きて、人々の生活や心に大きな負担を残しています。テレビなどで報道が流れると5年前の大震災が蘇り、口にはできないほどの気持ちも込み上げてきます。
 
あのときは被災者としていろいろな心配をしていた私ですが、何とか乗り越えて、いえ乗り越えさせていただいて、私が熊本のためにできることの1つは一生懸命生きることです。頑張って働いて、いつも通り生活して、たくましく生きること。そうやって心に筋肉をつけて、自分なりに誰かの力になれる強さを持とうと日々生活しています。
 
先日、「星の王子さま」という本の中で「たいせつなものは目に見えない」と書いてありました。昔、子供の頃読んだ時にはよくわからなかったのですが、今はこの言葉が心にしみます。時間はかかりますが、わかっていくことはたくさんあり、そのことは経験から生きる知恵となって自分の心の力になりました。
 
これからも目に見えない大切なものを守れるよう、たくましく生きようと思います。
感謝をこめて。
 

継続は力 (第140回)

2016-05-01
 <サービスの眼と芽 第140回>
 今回は140回目ということで、140カ月続いたコラムにどのような気持ちでこれまでコラムを連載してきたのかを述べさせて頂きます。
 
このコラムを始めた時、この業界としてホームページがある会社もまだ少なく、ましてやコラムなど書いても何の意味があるのかわからない状況の中、文才もなく、人に読んで頂くような内容も自信もないまま第一回目がスタートしました。
 
文章が頭に浮かばない時は困ってしまって、人の多い街を歩いたり、喫茶店でお茶を飲みながら外を歩く人や店のサービスを観察したりと題材を探し、やっとの思いで書いてもこの程度ですが、大切にしてきた思いが一つあります。「毎月更新し継続する」ことです。
 
140カ月、いろいろなことがありました。
それでも、1回も休むことなくコラムを書き、時々くじけそうになる時もありましたが、今日まで来ました。
何か最後の回の挨拶みたいな文章になってしまいましたが、まだまだ継続します。
 
今年で当社は設立35年目になります。
言葉にできないほどの感謝を感じます。
これからも、会社を続ける限り、コラムを続けたいと思います。
「継続は力」という言葉を信じて。
 

あいさつは人間関係始めの一歩 (第139回)

2016-04-01
 <サービスの眼と芽 第139回>
今年は桜も早めに開花し、少し長くお花見を楽しめるのは嬉しいですね。
この時期入学、入社と心弾む方もたくさんいらっしゃると思いますが、ちょっと不安な方もいらっしゃると思います。
 
では何が一番不安なのか?
 勉強?仕事内容?いえ、人間関係でしょう。
 入ったばかりの時期に言うのも何ですが、辞める理由の一番は人間関係です。この悩みは年齢性別関係なしに一生つきあわなければなりません。「こうありたい」と思っていても相手があってのことなので、そうすべてうまくはいきませんものね。
 
では、どうしたら少しでも不安を和らげることができるか考えてみました。
まず、自分が人と接する時自分だったらと考えることでなく、どんな人が世の中にはいるのかを考えてみて好奇心をもつことだと思います。
 
 例えば、自分はあいさつをしてもあいさつをしてくれない。そんなとき自分だったら許せないと思い腹が立ちます。
それを、どうしてあいさつしないのだろう?と考えてその人を知ろうとすると人それぞれ理由があり、あいさつをしない人の多くはシャイな人だったりします。あいさつが恥ずかしいのです。そう思うと腹も立たないでしょう。
 
そして次にアクション。どうしたらあいさつを交わせるようになるか。焦らず時間をかけることです。なぜならあいさつは習慣で慣れてしまえば何でもないことですから、そうなるまでゆっくり付き合えば良いのです。
 
 私は教育しなければいけない立場なので指導として厳しく言う時もありますが、本来あいさつは人間関係始めの一歩みたいなものですから、うまく付き合いたいと思えば自然にできることです。
 
 人間関係じっくり時間をかけて興味をもって、これからの学校生活、そして社会人生活、楽しんで下さい。
 皆様が日々一瞬でも心から笑顔でいる時がたくさんあることを心から祈っております。
 

木の芽が素敵な花になる (第138回)

2015-03-01
 <サービスの眼と芽 第138回>
桜を待つこの月は、まだまだ寒さは厳しいのですが心は少し春へ向かい暖かい気がします。
小さな木の芽が春の準備をするように、人々もまた4月からの新しい生活への準備をしていることだと思います。
 
先日当社の求人先であるスキー場へ行って、夜20人ぐらいの登録者の方々と食事をしました。
皆さん春からの生活をとても前向きに考えていました。
 
外国へ留学している学生さんはアルバイトで貯めたお金を学費に当てると言っていましたし、このあと旅行へ行く人、資格をとる人、就職の準備資金にして春からもう就職が決まっているひと…。
そんな皆さんがまるでたくさんの太陽の日差しを浴びて光る芽のようでにキラキラして眩しかったです。
 
皆さんの笑顔であふれている幸せな時間は私がこの仕事をしていて一番良かったと思う時でもあります。
たくさんの木の芽が素敵な花になることを楽しみに、この仕事を続けようと思います。
 

サービスの眼と芽(第1回~119回)までのコラム

サービスの眼と芽
 
第1回~119回までのコラムは、ウェブサイトのリニューアルに伴いこちらからご覧いただけます。
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